未経験の状態からトライアスロンのオリンピックディスタンス完走までにかかった時間を計算してみました。
どこからともなく、そんなに遊んでる暇があるならもっと働け!って声が聞こえてきますね!(だが断る。
>>前回
何はともあれ道具、特に練習道具をまずはそろえなければなりません。
ランの準備はシンプルです。
ランニングシューズ、ランニングウェア、ランキャップを購入するだけです。
練習で1足くらい履きつぶしちゃうかもしれませんので、オリンピックディスタンス完走までをターゲットとする場合、練習用に1足と、本番用に1足買うといいでしょう。
シューズ選びはお店に行って試着して選ぶのが一番良いですが、AmazonでもWardrobeというまとめて試着して気に入ったものだけお支払いというサービスもありますので、近くに欲しいブランドの靴が置いてなくても自宅で試し履きをすることもできます。
次にスイムですが、こちらもそれほど難しいことはなく、練習用水着なんて適当にAmazonでポチれば十分です。
ウェットスーツは悩ましいところですが、そもそも置いているお店もそれほどないため、以下に選択肢が限られます。
私は運よく機会に恵まれたため、試泳して購入するという選択肢が取れましたが、これはレアケースでしょう。
一番の問題はやはりバイクです。
入念な下調べと、ショップ巡りが必要なため、お金だけでなく時間を要します。
また、自転車の購入は、ただ単に自転車を入手するということだけではなく、購入するショップを選ぶということでもあります。
なぜなら、自転車は下りを走れば誰でも時速60kmくらいは平気で出せてしまう、命を預ける乗り物です。
自転車はただ箱から出せば使えるようなものではなく、信頼できる整備士によって初期整備した上で初めて安心して使用できるものですので、自転車を購入する際は自転車だけでなく、購入するショップもしっかりと選んだ方が良いでしょう。
また、スイム、バイク、ランに加えて、共通的に使用する補給食や、トライスーツなどの物品を手配する必要もあります。
この辺りも、トライアスロンショップが近場にある場合は良いですが、そうでない場合は基本通販になるでしょう。
補給食や小物類は、バイクショップ、ランニングショップで代替できる場合もあります。
ということで、それらを鑑みまして、物品手配に必要な時間だと思われる時間と、実際に私が要した時間は以下の通りです。
思いのほかランニングシューズ選びに時間がかかってますね。
それは私が甲低幅狭な足をしているからなんですが、後から思い返してみると、フィット感よりクッション性で選べば十分だったなという感じです。
最初に購入したPUMAを履きつぶす前に、NIKEの厚底に乗り換えちゃったし...
道具を揃えたらさっそくトレーニングです。
トレーニングは継続して実施していくものですので、週単位で考えてみます。
まずはスイム、私がトレーニング1回に要する時間は、おおよそ以下の通りです。
往復1時間 + 更衣30分 + トレーニング1時間30分 = 3時間/回
1週間のトレーニング回数は1回でした。
トレーニング頻度としては、週1回か、隔週くらいを最低限の目安にしておくと良いでしょう。
次にバイク、私がトレーニング1回に要する時間は、おおよそ以下の通りです。
更衣30分 + トレーニング1時間 = 1.5時間/回
厳密には実走するのか、インドアでローラー回すのかで要する時間も変わってきますが、私の場合は平均すると大体上記の通りです。
1週間のトレーニング回数は5回でした。
週5回と言うのはオリンピックディスタンスの完走目的であれば完全にオーバーキルです。
最低限の目安としては週1回くらいを考えておくと良いでしょう。
なお、市街地などに住んでいる場合は、「まとまって走行できる場所への移動」という時間を要する場合もあるので要注意です。
スキルトレーニングにはなりませんが、ローラーを導入することで低減も可能です。
最後にラン、私がトレーニング1回に要する時間は、おおよそ以下の通りです。
更衣30分 + トレーニング30分 = 1時間/回
厳密には日によって走る距離はまちまちですが、私はあまり長距離をジョグしたりしなかったので、1回のトレーニング時間は短めです。
1週間のトレーニング回数は4回でした。
こちらも最低限の目安としては週1回くらいを考えておくとよいでしょう。
ということで、週間と、オリンピックディスタンス完走に要するであろうトレーニング期間、半年間のトレーニングに要する時間は以下の通りとなりました。
Maxの方は結構適当で、こんなにやらなくてもオリンピックディスタンス完走することは出来ると思います。
おおよそ週5~10時間、半年で130~260時間くらいを見ておけば良いでしょう。
逆に、トレーニングにハマったら、当たり前のように週15時間とかそれ以上を費やすようになるかもしれませんw
トレーニングを積んだらいよいよ大会です。
大会に参加するためにはエントリーしなければなりませんし、大会に向けて持ち物などの準備をしなければなりません。
大会そのもので言えば、近場であれば日帰りも可能ですが、場合によっては前泊も行う必要があります。
ということで、大会に要する時間は以下の通りとなります。
ちなみに大会参加の時間に回復の時間は含めていません。
初めてのトライアストン大会後は、オリンピックディスタンスであってもその日は完全にダウンするかもしれませんね(^_^;)
というわけで総合計はこうなりました!!
私はオリンピックディスタンス完走という目的以上にトレーニングをしていたので、400時間以上も費やさなければならないわけではありません。
完走目的であれば200~300時間くらいが目安となるのではないでしょうか。
改めて数値化してみると、意外に大したことないなという気もしますね。
趣味としてはもちろん時間のかかる趣味なのですが、逆に言えばこれだけ楽しめちゃう趣味ということです。
さぁ、興味のある方はランニングシューズでも買って走り始めてみましょう!(*'▽')
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