Q.トライアスロンは一人でも出来るようになりますか?
A.なりませんが、なれます。余裕です。
※本記事はオリンピックディスタンス(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)を対象として書いています
トライアスロンは、スイム、バイク、ランと3種目をこなさなければならないため、決してハードルの低いスポーツではありません。
ですが、決してハードルの高いスポーツでもありません。
トライアスロンと聞くと構えてしまう方も多いかもしれませんが、全然難しい競技ではなく、実は一人でも始めやすいスポーツです。
また、トライアスロンは一人でも出来るようになれるスポーツだと私は思っています。
決して周りのサポートやスクールがないと出来ないスポーツ、というわけではないんです。
現に私は、トライアスロンを始めてから7ヶ月ほどでオリンピックディスタンス(※)を完走しましたが、スイム、バイク、ラン、いずれも人と練習したことがありません(´_ゝ`)
始めて1年以上経過した現在も、未だにスクールに参加したり誰かと練習したことがありません。
ただのボッチだろ!Σ(゚Д゚)
と言われると返す言葉もありませんがw、それなりのレベルのスクールにはいきたいなーとか、特にスイムは技術指導を受けたいと思っていたりしますが、喫緊の課題とまでは思っておらず、無理をしてまでそこにリソースを割く気がほとんどないのが現状です。
このままトレーニングを続け、来る2020年6月には、アイアンマンディスタンス(※)のバラモンキングに臨むつもりです。
※トライアスロンは様々な距離の大会があります。
オリンピックディスタンスはショートディスタンスとも言われ、短めの距離で非常に取り組みやすいものとなっています。
スイム1.5km、バイク40km、ラン10kmの合計51.5kmを走破します。
ちなみに、長めの距離で有名なのはアイアンマンディスタンスでしょう。
スイム3.8km、バイク180km、ラン42.195kmの合計226kmを走破します。
私がスイム、バイク、ランのうち、一番最初に始めたのはバイク、ロードバイクでした。
当初よりトライアスロンを意識していたわけでは全くなく、田舎町への引っ越しを機に、通勤の足代わり&運動不足解消のためとしてロードバイクを購入しました。
自転車に関しては、特にトレーニングと意識しなくても、1,2ヶ月もサイクリングを楽しんでいれば、40kmくらいは平気で走れるようになるでしょう。
速度を上げようと思ったらもちろん大変だったりしますが、最初からそこまで根詰めてやる必要もないかと。
トライアスロンでは、こと完走目的であれば「バイクパートは休憩」と言われることもあり、そんなに大変なものではありません。
バイクで一番大変なのは、自転車買うまでかもしれません。
なんせ高いので・・・。
一人で始めるためのポイント
私がバイクの次に始めたのはランでした。
「ランニングやろう!マラソンやろう!トライアスロンやろう!」
など意気込んで始めたわけでは全然なくて、ロードバイクのクロストレーニングがてら、軽くランニングもしてみようかと思い付きで走ってみたのが始まりとなります。
特にランニングやマラソンの経験があるわけではないので、完全初心者からのスタートでしたが、ロードバイクである程度フィットネスを高めてたこともあってか、およそランニング向きではない普通のスニーカーで初めて5km走ってみた時は、キロ5分くらいで走れてました。
私自身、当時は169cm58kgくらいと軽量な部類でしたので、ランニング自体はそれほど苦にしなかったというのはありました。
そして、ランニングを始めて2ヶ月の頃に、ハーフ(21.1km)を走ってました・・・、タイムも110分弱とまぁまぁのペースで・・・。
何こいつバカなんじゃないのと自分のことながら思いつつ、そりゃ怪我もするわな・・・という感じです。
一人で始めるためのポイント
私が一番最後に始めたのはスイムでした。
スイムも、始めた時点ではトライアスロンをする気などサラサラなくて、先述の通りランニングで怪我をしてしまい、バイク、ランが出来なくなったため運動不足にならないように、と軽い気持ちで始めたのがきっかけでした。
元々50mはクロールで泳げたこともあり、距離を泳げるようになることを意識してからはすぐ500m連続して泳げるようになり、2ヶ月少々で1,500m連続で泳げるようになりました。
また、トライアスロンは、実際の大会ではプールではなくオープンウォーター、主に海で泳ぐことになりますので、海で泳ぐ練習をする必要もあります。
海で泳ぐ練習も、海水浴場などでロープの仕切りがあるところであればある程度安全に実施することが出来ますので、一人でできないというわけではありません。
(もちろん十分に安全に配慮して実施する必要があります)
間違っても、私みたいに一人で日本海泳いだりしちゃダメです。
また、トライアスロンの大会によっては、赤穂トライアスロン大会のように公園の池で泳いだり、倉敷国際トライアスロン大会のようにボートレース場内で泳いだりと、波がそれほどない環境でスイムを実施する大会もありますので、最初はそういった大会から慣らしていくというのも一つのポイントとなります。
但し池の水は死んでます
あともう一点、バトルについて。
トライアスロン大会のスイムは、プールで実施する競泳とは違ってオープンウォーターで実施しますので、コースが分かれていません。
そのため、体がぶつかり合ったり、手でつかまれたり、体の上に乗られたり、と、通称バトルに巻き込まれることがあります。
これも大会に参加する前に練習して慣れておくと安心だったりするのですが、最初のうちは後方からスタートするなど、回避する方法はありますので、必ずしも事前に習得しなければならないものでもありません。
また、慣れてなくても何とかならなくはありません。
私は初めての大会の時に、ノリで最前列中央に位置取りましたが、まぁそれほどめちゃくちゃな事にはなりませんでした。むしろテンション上がりました。(個人の感想です)
一人で始めるためのポイント
ということで、トライアスロンのオリンピックディスタンス完走は、そんなに難しいことではありませんね!
・・・って、
出来るかー!!( ゚Д゚)
って思った方は、正しい感性をお持ちです。
3年前の私がこの記事を読んでも、絶対に「うん、出来そうだね!」とは思わないと思うんです。
ただ、現実には出来たんです。
全ての人が、とは言いませんが、大概の人が出来るようになれるんですよ。
努力なくして出来るようになるものではありませんが、努力すれば出来るようになれます。
興味を持った方は是非挑戦してみてください。
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